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苦手なものとか

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子どものフリ見て我がフリ直せ




幼稚園に通っている長男は、周りの事をいつも注意深く見ていて悪い事をしているとすぐに注意しています。親に怒られるような事を姉がやっていると、すかさず「ねぇちゃん、それはダメなんだよ!怒られるよ!」と親のようにしかっています。また、食事中のマナーなどについても子どもが小さい頃から私も夫も厳しく注意してきています。ですので、長男は食事中のお行儀にもうるさいのです。肘をついていると「あー、またひじついてる!」とすかさず注意してきます。

そんなある日の朝食の時間の事です。夫が起きてくるのがとても遅かったのです。子どもと私だけでご飯を食べていると「パパ、起きるの遅いね!いつまで寝てるんだろう」と長男は少々怒り気味でした。結局夫は、長男の朝食が終わってから起きてきました。そ

して出勤までの時間がないということで急いで身支度をしていました。朝食を食べずに出勤しようとしていたところ、長男が「パパ、朝ご飯食べないとダメだよ!食べないの?なんで?」としつこく詰め寄って怒っていました。なんとか言い訳をしてそのまま夫は出勤したのですが、出勤後に長男が「パパ、朝ご飯食べないとダメだよ!ママが作ったご飯をねぇちゃんもぼくも食べたのに。ママがせっかく作ったのに、食べなかったらママが悲しむよね!」と言ったのです。

てっきり、お腹がすくからとかそういう理由で朝食を食べなさいと怒っているのだと思っていたので、なんだか拍子抜けしました。ですが、朝食を作った私の事を考えて言ってくれていたんだと思うととてもうれしくなりました。また、ご飯をちゃんと食べないと作ってくれた人や野菜を作っている人が悲しむ、とずっと言ってきた事もちゃんとわかってるんだなと感心しました。
少々口が達者な長男ではありますが、いつまでもお姉ちゃんに連れられている小さい子どもだと思っていました。小さい子が朝食を抜いた大人に向かって怒っている姿にちょっとほっこりしましたが、その反面このことでちょっと長男がたくましくも見えてきました。

帰宅した夫にこのことを話すと、「子どもの言う通りだね、僕が悪いよね」と頭が上がらないといった感じでした。子どものこういった発言は、親の自分たちもふと我に返っていろんな事を見直すきっかけにもなるものですよね。
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