妊娠して一番困ったこと
私が妊娠をして一番困ったことはつわりが辛いことです。つわりはドラマなどの場面で見ると一瞬の事のようですが、実際に経験してみると一日のほとんどが気分が悪いので想像以上に辛いものでした。
しかもその辛い状態が私の場合は3か月ほど続きました。3か月は普通のご飯も食べられず、匂いが辛いので2か月ほど料理もできませんでした。こんなに毎食普通のものが食べられないとは驚きでした。今思うと毎日何を食べていたのか思い出せないほどです。毎日コンビニに行ってその時に食べられそうなものを探して買って食べるというような感じでした。
ひどい時は水すら受け付けずに病院に点滴に行ったこともあります。私の場合はそろそろつわりが収まると言われている時期にも収まらなかったので、いつまでこの日々が続くのかと毎日嘆いていました。
当時仕事もしていたのですが、通勤電車の匂いもきつかったです。あらゆるにおいに敏感になり常にマスクをしていました。家に配達に来た人の匂いも耐えられず、マスクをしてから印鑑を押したこともあります。主人の匂いも耐えられず、夏などはタンクトップ姿を見るだけでも気分が悪くなりました。買い物も魚や肉などは見るのも辛くてしばらくは野菜売り場しか行けませんでした。
買い物は宅配を頼もうと思ったのですが、商品の広告を見るだけでも気分が悪くなったので断念しました。
実際に体験するまではここまで辛いものだとは知らなかったのでとても困りました。唯一期間を通してずっと食べられたのはハムサンドイッチでした。
自分でも使ったりしていて、薄い食パンとハムとレタスは常備していました。
その時に一生分のハムサンドを食べたのでもう食べなくてもいいかなと思っているくらいです。
つわりは本当に個人差があるので一概には言えませんが、つわりが辛いのでもう妊娠はいいかなと思ったくらいです。
全くつわりがない人もいるのでつわりのあるなしでは妊娠生活は全く内容の違ったものになると思います。
出産の痛みよりもつわりの辛さの方が強烈に記憶に残っています。
それでもわが子はかわいいので頑張ったかはあるなあとは思います。
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